アスファルト舗装された道路に手を付いた旦那、「熱っ！」
私、「バカじゃない（笑）」
手が火傷してないと分かった旦那が、家の屋根を見て「大変だな」
私、「そうね」

旦那、「何か冷たいモノでも買って来るよ」
旦那が買い物に出掛けたのは、家の塗り替えをしてくれている職人さんに、オヤツとして出すため。
1時間後、大きな荷物を抱えて旦那が帰って来た。
私、「何を買って来たの？」
旦那、「まずはビール」
私、「ビールはダメよ。酔っ払って落ちたらどうするの」
旦那が買って来たビールは、旦那が好きな銘柄。

私、「他には何を買って来たの？」
旦那、「サプリ」
私、「サプリなんて、どうするの？」
旦那、「筋肉疲労の回復に効くんだ」
旦那は先月からスポーツジムに通っており、全身筋肉痛。

私、「大きな箱は何？」
旦那、「扇風機」
私、「扇風機なら、うちにもあるじゃない」
旦那、「この扇風機は最新式で、声で反応するんだ」
旦那が買って来たのは、自分が要るモノばかり。

仕方がないため、家の塗り替えをしてくれている職人さんにお出しするオヤツは、私が買いに行った。
私、「ただいま」
旦那、「何を買って来たの？」
私、「スイーツよ」
旦那、「汗だくで働いている職人さんに、スイーツを出すのか？」
私、「疲れると、甘いものが欲しくなるでしょ」
旦那、「その割には、甘さ控えめのスイーツばかりじゃない」
私、「甘さ控えめのほうが体に良いじゃない」
旦那、「汗だくで働く人は、塩分を取ってもらったほうが良いのに、これ塩分控えめじゃない」
私、「塩分控えめのほうが体に良いでしょ」

買って来たモノをオヤツにお出しすると、職人さん達は「旨い！」と感激してくれたのは良かったのだけど、私は残すことを期待していたので、ちょっとショック。
旦那も、お出ししたビールを職人さんが持ち帰ったため、私同樣ショックだったみたい。