長期なら他にガタがくる

屋根塗装をするなら屋根材の劣化が確認されてからではなく、我が家の場合は塗料の耐久年数よりも半年前には考えるようにしています。もちろん、耐久年数が短いものは4年ほどですから、長期間耐える塗料なら安心です。しかし、塗料の耐久年数は目安でしかありません。我が家は雨量も比較的多く、台風も毎年発生するような地域ですから、強風や暴風域となれば、屋根にも影響してしまいます。また、そうした風によって周辺の木々が倒れてきたり、周りの住宅の瓦が飛んでくることもあります。今は瓦屋根は珍しいほうですが、田舎ではまだ瓦屋根の住宅は多く、瓦の塗り直しも屋根塗装工事として業者で引き受けてくれます。艶のある瓦に仕上がりますし、瓦にヒビが入っていたり落下して割れてしまった部分も新しい瓦を取り入れることもしてくれます。屋根塗装を行うなら長期より、個人的に短期をオススメします。10年で屋根塗装を行う際、塗料を使って塗るだけで施工完了とはならないためです。20万?30万円ほどの工事費で済むはずなのに、他に問題が生じるなら補修・修繕が必要になるからです。もちろん、短い期間でも同じことですが、確率的に経年劣化という言葉通り、築年数によって建物にはガタがきます。祖父母宅がそうでした。築年数も40年以上でありながら屋根塗装は行わず、そのため、建材も劣化してしまい、雨漏りをしてしまいました。カビが発生した上、外壁のヒビにより、屋根と外壁の二重の塗装が一度に必要になったワケです。

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