我が家には小さな物干し場があるのですが、玄関脇から物干し場が見えてしまうため、目隠しのための柵があります。幅2m、高さ1.6mぐらいでしょうか。洗濯物を干すと物干し竿は見えるけど洗濯物は見えない感じです。木製で、横木を十数枚並べたものです。入居以来何もメンテナンスしていなかったのですが、建築会社の方から「一度塗られるといいですよ」との勧めで塗ることにしました。
用意したのはオスモカラーの「ウッドステインプロテクター（色はバサルトグレー）」と幅50㎜の刷毛、オスモ専用刷毛洗浄液です。
まずはウェス（と言ってもただのボロ布）で柵の表面を乾拭きして汚れを落とします。建築後8～9年経っていたので木が毛羽立っているところがあるかと思いきや、意外とそんなことはなく、きれいなもんでした。
小さなポリバケツに塗料を入れて早速塗布開始。塗料の取説に「標準塗装回数：2回塗り」と書いてあったので、また、自分で塗料を塗るなんて初めてでもあったので、薄めに恐る恐る塗り始めました。ふと、昔見た映画「ベストキッド（ジャッキー・チェンのじゃなく一番最初の作品）」で、手首を鍛える修行としてペンキ塗りをしていたのを思い出し、ベストキッドよろしくスナップ効かせる感じでやってみたところ、塗りムラができてNG。余計なことは考えず、なるべくベチョベチョと重ねないようにサラリと流れるような刷毛さばきで塗りました。1時間ほど間をあけて乾いたところで2回目を塗りました。
2回塗りしたことで1回目の塗りムラ（ベストキッド塗りのムラ）が目立たなくなり、塗っている時には感じませんでしたが、仕上がってみると建築当初の時のようなツヤがあり、とてもいい感じに仕上がりました。後日、建築会社の方が用事で来られた際に「お、塗られたんですか。え？　ご自分でやられたんですか？　上手いですね～。」と褒められました。